著者:糸井嘉男
内容:プロ野球選手としてのキャリアを振り返りながら、筋トレの素晴らしさを伝える。
筋トレはしんどい。しんどくないのは筋トレではない。
1セット1セットに魂を込める。本気のトレーニングをしよう。
僕がダルビッシュを見たときに「カッコいい!」と思ったように、僕を見て「糸井の体すごいな」と思ってくれる人がいる。もっと頑張れば、さらに多くの人がそう感じてくれるかもしれない……。そう思うと、筋トレに対するワクワク感、期待があふれるばかりだった。
競技用車椅子を使ったリハビリ中、パラアスリートの方々と触れ合う機会が増えたのだが、選手のなかに「臓器の調子が悪くなってしまったので明日から入院なんです」という人がいた。
……
いつかは治るケガのことで弱音を吐くこと自体、「ありえへんな」と思えてきた。
肩を怪我し、まともに筋トレができなかったあの時の気持ちを忘れないでいよう。
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