(日暮いんこ、大和出版)
著者はデンマーク在住。
この前行ったカフェで見つけた本。面白かったので、自分で購入。
「ねぇねぇ」と話しかけると、たいてい手を止めてこちらに身体ごと向けて目を合わせ、100%集中してこちらの話を聞こうとしてくれます。
相手がまだ話しているときに割って入らないことや、日本のように「うんうん」と声を出して相槌を打つこともしないように(話す人の邪魔になってはいけないからという理由で)幼少期から教えられるそう。
私が「たくさんの『自分にとって大切でないこと』を、やたらめったらたくさんこなす」に終始していたのに対し、北欧の人は自分とって大切なことを明確にし、その1つひとつ、タスクが仕事でも遊びでもそれにきちんと集中していました。
自分の一日を振り返ると、他のことに気を取られて、この瞬間に意識が向いていないことが多すぎる。
渡す相手のことを考えながらじっくり本を選ぶ時間。冬の寒さから逃れ、あたたかい場所でホットチョコレートを片手にゆったり本を読む時間。本をプレゼントし合った友人とそれぞれの感想を語り合う時間。
アイスランド語で「ヨーラボカフロッド」(クリスマスの本の洪水)
アイスランドではクリスマスの季節に本が大量に出版される。
家族や友人に、クリスマスプレゼントとして本を贈るのが恒例である。
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