#28 人を操る禁断の文章術

読書

きれいな文章は読まれない

書くべきなのは、表現が稚拙であろうと、言葉選びが洗練されていなくとも、個人的な思いや背景が盛り込まれた文章です。

「人は”論理”ではなく”感情”で動く」

読み手を意識する

これを読むのはどんな人か、どんな人たちかを十分に調べておくこと。ペンを持ったり、キーボードを打つのはそのあとです。

承認欲求-人が動くトリガー

「こんなの初めて!」や「変わりました」は強烈なパンチとなって、相手の「認められたい」を満たしていきます。

文章テクニック

何度も繰り返す

「意味」と「感情」を繰り返すことによって何が起きるかというと、文章の説得力が大いに上がるのです。

大事なのは表現を変えて10回繰り返すこと。言い換えや類語によって10回繰り返せるだけのバリエーションを持つことが大切です。

会話を文章化する

「人を動かす文章を書くなんて難しそう」

「安心して、この方法ならカンタンに書けるから」

「そうなの?どうすればカンタンに書けるの?」

「まずは、会話文を作るんだ。自分と相手が普通に会話している文章を。あまり難しく考えないで、普段通りの会話を書けばいいからカンタンだよ」

「それで?」

「あとは、出来上がった会話文を、ひとつの文章に書き直せばいいだけ」

「どうしてそれで、人を動かす文章になるの?」

「会話文を書くことで、自然に相手の反応が取り込まれた文章になるんだ。すると、相手の立場に立った文章になるから、人を動かしやすくなるってわけ」

「なるほど!それなら出来そうだね」

もしかするとあなたは、人を動かす文章を書くなんて難しそう、と思うかもしれません。

しかし、安心してください。この方法を使えば、誰でも簡単に人を動かす文章が書けるようになりますから。

まずは、会話文を書きます。自分と相手が普段通りに会話しているところをそのまま文字に起こしてください。難しく考えないで、会話をそのまま書くだけです。

そして、出来上がった会話文をつなげて、文章にするのです。

このように、会話文を書くことで、自然と相手の反応が文章に取り込まれます。普段の会話と同じように、相手の立場に立った文章になるので、人を動かしやすくなるのです。

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