#65 どうやら僕の日常生活はまちがっている 読書 2025.10.122025.10.17 スポンサーリンク (岩井勇気著、新潮社) 勝利の宴に酔いしれながらしばらく経った頃、ピンポーン!と家のベルが鳴った。先日通販でシャンプーを注文していたので、勝利の通販だと思い、インターホンに出ると「ちょっと、開けなさい」と、母親の声。 「うわぁああ!」と驚き、モニターを見ると母親が。しかも手には新しい珪藻土バスマットを持っている。「ほら!」と珪藻土マットを掲げる母親の顔には、してやったりという笑顔が浮かんでいるように見えた。(中略) 30半ばの子供が60過ぎの大人に負け、僕の長い戦争は終わりを迎えた。 リンク
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