#10 もたない男

もたない男 中崎タツヤ著

捨てることによって、無駄だと思っていたものの大切さを知ることがあります。

どちらかというと、私の場合、少しくらい不便になったとしても、少しでも無駄を省く方向、ものを捨ててしまいたい気持ちのほうが強くなってしまうようなんです。

もし忘れてしまうような思い出なら、自分にとって忘れてもいい、必要ないものでしょう。

取扱説明書の場合、アイロンやドライヤーみたいにわりと単純な機能のものだったら空き箱と一緒にとっとと捨てます。

ノートをバインダー式に切りかえて科目ごとのノートを捨てたことが、いまから考えると大きいような気がします。

自分のことだけでなく人のことでも、以前は汚い食べ方をする人をみるのがイヤだったけど、別にいいじゃん、と思えるようになってきました。

生きていくとは、少なからず何ものかに依存することでもあるんです。

その話を聞いて、この人は犬に依存しているな、と思ったのですが、私の場合も、かみさんがいなくなったときのことを考えると、同じような気持ちになのです。

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この記事を書いた人

2004年生まれ。大学3年生。好きな種目はディップス。2025年Shape Fit Festival Men's One Shape 3位。

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