(石井直方監修、荒川裕志著、ナツメ社)
起始・停止
- 起始部…筋肉の骨への付着部のうち、身体の根元側。
- 停止部…筋肉の骨への付着部のうち、身体の先端側。
- 筋腹…ひとつの筋肉の中央部分。
- モーメントアーム…支点(関節)と力点(停止部)の距離。モーメントアームが長いと、大きな力を発揮できるが、長い距離を動かす必要が出てくる。
筋肥大のトリガー
- 速筋繊維の動員
- 筋繊維の損傷
- 無酸素性代謝物の蓄積、筋肉の低酸素状態
速筋繊維の動員
速筋繊維のほうが筋肥大しやすい。
速筋繊維を動員させるには、強い筋張力の発揮(大きな負荷を与える)が必要。
筋繊維の損傷
筋繊維の損傷は、エキセントリック収縮で起こりやすい。つまり、ストレッチ局面で負荷がかかっている状態。
無酸素性代謝物の蓄積、筋肉の低酸素状態
無酸素性代謝物…乳酸、一酸化窒素、水素イオンなど
無酸素性代謝物の蓄積、筋肉の低酸素状態をつくるには
- インターバルを短くする
2. 負荷を抜かないでトレーニングする
ことが有効。
短縮位で最大負荷がかかる種目は、可動域の全域で負荷をかけ続けることができるメリットがある。
複合筋
複合筋…複数の筋肉が集まってできている筋肉。
ex)大腿四頭筋→大腿直筋、内側広筋、中間広筋、外側広筋
最大負荷、負荷範囲
種目によって、伸長位~短縮位のどこで最大負荷がかかるか、負荷のかかる範囲が異なる。
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