武器としての書く技術
著者:イケダハヤト
発売日:2013/06/18
出版社:KADOKAWA/中経出版
0を1にする文章の基本
1文を短くする
同じように「~て」「~で」でつながっている文章も見かけます。
確かに!
ばくが最近書いた文章、「て」「で」が多すぎて長かった。すごい読みにくかったでしょ。
一文が長いのは、中学生くらいからの悪い癖。
常に一文を短くする意識を持つ。
語尾に変化をつける
Aの文章が「~です」「~です」の連続であるのに対して、Bの文章は「~です」「~ありません」「ではないでしょうか」などと語尾が変化しているため、文章に緩急がついて、読者をグイグイと引き込んでいきます。
語尾に変化をつける方法は、「話すように書くこと」みたい。
今回の記事から、話し言葉で一旦下書きを書いてから、文章を整える。
ネタに対するアンテナを張る
「自分の日常にネタなんかないよ」と思ってた。
ですが、捉え方次第、書き方次第ですべてネタにできるという学びを得た。
例えば、著者のイケダさんは、日比谷公園で仕事をしたのを面白おかしくかいてネタにしたそう。
ネタがないというのは思い込み。
たとえばこの節「目の解像度を高くする」ひとつとっても、ぼくの文章を引用しつつ、それに対するあなたの感想を書けば、ひとつのブログ記事ができあがります。タイトルは「目の解像度を高めれば、人生が楽しくなる」など。「部分的引用+自分の感想」というフォーマットは実に便利で、一冊の本から4~5本のブログ記事を生産することも可能です。
断定しろ
「業務の進捗状況を報告するだけならば会議はいらないのかもしれません」
ではなく、
「業務の進捗状況を報告するだけならば会議はいりません。」
と書きましょう。断定するのは、最初は怖いかもしれませんが、試しに、書いた文章から「~だと思います」「~な気がします」「~かもしれません」という弱気ワードを削ってみてください。パンチの効いたスッキリとしていい文章になるはずです。
心からそう思うのなら、言い切っちゃいましょう。言い切れないようなことは、言う価値もありません。
1から100にする文章術
太字も使える
今までなぜか太字を敬遠していた。
エフェクトつけすぎても読みにくい文章になるかと思って。
適宜太字も使うようにする。
数字でタイトルにインパクトを与える
・年間100回近く人前で話してわかった、プレゼンにおける5つの学び
・2012年、500冊ほど本を読みました。特にシビれた15冊を紹介
どちらも数字が入ることでインパクトが出ています。
これが、
・たくさん人前で話してわかった、プレゼンにおける学び
・今年はたくさん本を読みました。特にシビれた本をご紹介
だったらどうでしょうか?
全然印象が違う。
しかし、この例みたいなタイトルをつけるには、執筆者自身の経験の多さや、能力の高さが必要だ。
結局、人を動かすには実績が必要だということ。
それと、お金に関する内容を入れ込み、役立つ感じを出すのも大事だそう。
例として挙がっていたタイトル
「振込手数料無料の銀行まとめ〈私はこれで年間1万円節約できました〉」
確かにこれはクリックしたくなる。
ひらがなと漢字のバランス
ぼくはあるとき思い立って、「僕」ではなく「ぼく」を使うようにしました。たった一文字ですが、こちらの方が文章全体のまとまりがよく見えるんです。
ブログを継続するコツ
作業スピードを上げる
イケダさんは一記事15分、まとめ記事は1~2時間で執筆している。
今までダラダラと時間をかけて記事を書くことが多かったように思う。
少しでもスピードを上げる意識は必要だな。
筋トレと同じ。日々、過去の自分から成長していく。
収益化
毎月5万円を稼ぐためには、最低でも月間7~8万PV、できれば10万PVはほしいところです。
おまけ:言葉の意味
- 繰る(くる)…紙や布などを、順にめくる。
- 口をつぐむ…口を閉じる。
- のんべんだらり…つまらないことをぐずぐずとやって、時間を無駄にしているさま。
- B級…一級品ではないが、それなりの捨てがたい味わいがあるもの。
- 下世話…世間でよくいう言葉や話。また、俗なこと。
- ニワトリと卵…原因と結果、またはどちらが先に発生したのかがはっきりしない状況。
今回は知らない言葉が多かった。
イケダさんはベテランブロガーだけあって、語彙が豊富なのだろうか。
いや、ただぼくが無知なだけでしょ。
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