JBBFっていろんな名前の大会があって、大会ごとのレベル感がよくわかりません。オープンとかノービスの意味も詳しく知りたいです。
本記事では、JBBFの大会の種類やレベル、出場条件などを解説します。
本記事の内容
- JBBFの大会の種類
- 大会のレベル感
- 大会の出場条件
- 有名選手の過去の大会成績
- ノービスやオープンなど、用語の意味
JBBFの大会スケジュール【全体像】


まず、JBBFの大会の大まかな年間スケジュールについて説明します。
JBBFの大会は5月〜7月に地方大会、7月〜8月にブロック大会、9月〜10月に全国大会という流れで進みます。
地方大会の例としては北海道選手権など、ブロック大会の例としては東日本選手権、全国大会の例としてはオールジャパンなどが挙げられます。
| 期間 | 大会の種類 |
|---|---|
| 5月〜7月 | 地方大会(都道府県大会) |
| 7月〜8月 | ブロック大会 |
| 8月〜10月 | 全国大会 |
地方大会とブロック大会の区分


ここでは、全国大会に至るまでの地方大会とブロック大会の大会名区分について説明していきます。
地方大会とブロック大会の大会名は、「エリア区分」と「選手権/オープン」の組み合わせで成り立っています。
例えば、「北海道選手権」は「北海道」というエリアと「選手権」を組み合わせた大会名です。
エリア区分の違い
まずは、エリア区分についてです。
「〇〇選手権」「〇〇オープン」の「〇〇」の部分には、エリアの名前が入ります。
エリアは大きい順に「ブロック」「地方」「地域」に分けられます。
- ブロック(都道府県より大きい)
- 地方(都道府県)
- 地域(都道府県より小さい)
ブロックは複数の都道府県をまとめたエリアで、「西日本」や「関東」などが該当します。
地方は、各都道府県を指します。
地域は都道府県よりも小さいエリアで、「湘南」や「北区」などが該当します。
基本的に、エリアが大きくなるほど、出場する選手のレベルも高くなります。
選手権とオープンの違い


次は、「選手権大会」と「オープン大会」です。
JBBFでは、選手登録の種類によって出場できる大会に違いがあります。
「〇〇選手権」という名前の大会には、JBBFの加盟ジム登録または個人登録をした選手が出場できます。
- JBBFの加盟ジム登録
- 個人登録
一方、「〇〇オープン」という名前の大会は、オープン登録をすれば誰でも出場できる大会です。
加盟ジム登録や個人登録をしている選手も出場できます。
オープン登録は、加盟ジム登録や個人登録よりも登録料が安く、比較的出場しやすい登録区分です。また、選手権大会の方がオープン大会よりも、出場選手のレベルが高い傾向にあります。
JBBFの大会のレベル


ここでは、JBBFの大会を独自に5段階にレベル分けし、それぞれの大会のレベル感を解説していきます。
レベル1〜レベル5まであり、数字が大きくなるほど大会のレベルが高くなります。
| レベル | 大会 |
|---|---|
| レベル1 | ノービス大会、地方オープン大会など |
| レベル2 | 地方選手権 |
| レベル3 | ブロック選手権 |
| レベル4 | 日本クラス別、オールジャパンなど |
| レベル5 | 日本選手権、グラチャンなど |
レベル1:地方オープン・ノービスなど
レベル1は、地方オープン大会や地域オープン大会、ノービス大会などです。
| 大会の種類 | 大会例 |
|---|---|
| 地方オープン大会 | 群馬オープンなど |
| 地域オープン大会 | 湘南オープンなど |
| ノービス大会 | 東京ノービスなど |
オープン大会なので、居住地や出場条件に関係なく、誰でも出場できます。
オープン大会は優勝しないと上位の大会にはつながりません。
レベル1だからといって極端にレベルが低いわけではありません。
優勝する選手は、誰しも素晴らしい身体をつくり上げています。
地方オープン・地域オープン


地方オープン大会の例としては「群馬オープン」、地域オープン大会の例としては「横浜オープン」などが挙げられます。
| 選手 | 大会 | 結果 |
|---|---|---|
| タクトfitness | 2026年 群馬オープン | フィジーク 176cm以下級 4位 |
| ボディビル石原 | 2023年 湘南オープン | ボディビルC 6位 |
ノービス大会


また、ノービス大会の例としては「東京ノービスボディビル選手権大会」「静岡県ノービスメンズフィジーク」などがあります。
大会での入賞歴がない選手を対象とした大会なので、初めて大会に出場する選手にもおすすめです。
ノービス大会の出場条件の例として、2026年の静岡ノービスでは、過去に地方大会で入賞した経験がないことが出場条件となっています。
| 選手 | 大会 | 結果 |
|---|---|---|
| ジョージ・コバヤシ | 2025年 東京ノービス | ボディビル 75kg以下級 ピックアップ審査敗退 |
| ショーゴ(東京ホテイソン) | 2026年 東京ノービス | ボディビル 60kg以下級 ピックアップ審査敗退 |
レベル2:地方選手権


レベル2は、地方選手権です。
地方選手権は、「北海道選手権」「群馬選手権」など、都道府県ごとに開催される大会です。
いわゆる「県大会」にあたります。
地方選手権で上位に入ると、レベル4のオールジャパンなど、より上位の大会につながります。
レベル3:ブロック選手権


レベル3は、ブロック選手権です。
大会の例としては、「関東選手権」「西日本選手権」などが挙げられます。いわゆる「関東大会」のような位置づけです。
複数の都道府県から選手が集まるため、地方選手権よりも大会のレベルは高くなります。
ブロック選手権で上位に入ると、レベル4のオールジャパンや日本クラス別など、さらに上位の大会につながります。
なお、東京都は例外的に、都道府県ではなく「ブロック」として扱われます。そのため、「東京選手権」は地方選手権ではなく、ブロック選手権にあたります。
| 選手 | 大会 | 結果 |
|---|---|---|
| 刈川啓志郎 | 2024年 東京選手権 | ボディビル 優勝 |
| 齋藤慎太郎(TBSアナウンサー) | 2026年 東日本選手権 | フィジーク 176cm以下級 2位 |
レベル4:オールジャパン・日本クラス別など
レベル4は、階級別の日本一を決める大会や、世界大会につながる大会です。
いずれも出場条件が厳しく、国内トップクラスの選手が集まる華やかな大会となっています。
大会の例としては、
- オールジャパン
- 日本クラス別
- スポルテックカップ など
が挙げられます。
このレベルからは聞いたことのある大会名も多くなってきます。
スポルテックカップ


スポルテックカップは、毎年、スポーツ・健康産業専門展「SPORTEC」の開催に合わせて行われる大会です。シンプルでかっこいいステージが特徴です。
カテゴリーは、ボディフィットネス、ビキニフィットネス、メンズフィジーク、マスキュラーフィジーク、ウェルネス、クラシックフィジークの6カテゴリーです。
階級分けはなく、各カテゴリー1つのクラスで競われます。
- フィジーク
- マスキュラーフィジーク
- クラシックフィジーク
- ビキニ
- ボディフィットネス
- ウェルネス
出場条件はオールジャパンよりも厳しく、最低でもブロック選手権で3位以内に入る必要があります。
また、優勝者は過去に「アーノルドクラシックヨーロッパ」という世界大会に派遣された実績があります。
| 選手 | 大会 | 結果 |
|---|---|---|
| ツカケン | 2023年 スポルテックカップ | マスキュラーフィジーク 優勝 |
日本クラシックボディビル選手権大会


日本クラシックボディビル選手権は、クラシックボディビルの日本一を決める大会です。
3位以内に入ると、日本選手権にも出場できます。
クラシックボディビルとは?
クラシックボディビルは、身長と体重によって階級が分けられているボディビルです。
通常のボディビルは体重のみで階級分けされますが、クラシックボディビルでは、まず身長によって階級を分け、さらに身長に応じて体重の上限が設定されます。
そのため、身長も体重も近い選手同士で競うことになります。
| 選手 | 大会 | 結果 |
|---|---|---|
| 白井寛人 | 2026年 日本クラシックボディビル | 180cm超級 優勝 オーバーオール 優勝 |
| 今古賀翔 | 2026年 日本クラシックボディビル | 180cm超級 6位 |
日本クラシックフィジーク選手権大会


日本クラシックフィジーク選手権は、クラシックフィジークの階級別日本王者を決める大会です。
日本クラシックボディビル選手権と同日に開催されます。
| 選手 | 大会 | 結果 |
|---|---|---|
| 五味原領 | 2026年 日本クラシックフィジーク | 171cm以下級 優勝 オーバーオール 優勝 |
| 喜納穂高 | 2022年 日本クラシックフィジーク | 175cm以下級 優勝 オーバーオール 優勝 |
オールジャパン フィットネス チャンピオンシップス


オールジャパンは、メンズフィジーク、マスキュラーフィジーク、ビキニ、ボディフィットネスの階級別日本一を決める大会です。
- フィジーク
- マスキュラーフィジーク
- ビキニ
- ボディフィットネス
2022年からは、マスキュラーフィジークが新たにカテゴリーとして追加されました。
オールジャパンで3位以内に入ると、レベル5のグラチャンにもつながります。
| 選手 | 大会 | 結果 |
|---|---|---|
| 穴見一佐 | 2026年 オールジャパン | フィジーク 180cm以下級 優勝 |
| 直野賀優 | 2022年 オールジャパン | フィジーク 180cm超級 優勝 |
| 久野圭一 | 2021年 オールジャパン | フィジーク 172cm以下級 優勝 |
| Azusa | 2022年 オールジャパン | ビキニ 163cm以下級 優勝 |
日本ジュニア男子ボディビル選手権大会


日本ジュニアは、23歳以下の若手選手の日本一を決める大会です。
カテゴリーはボディビルのみです。
出場条件は年齢のみで、それほど厳しくありません。
ただし、日本クラス別や日本選手権にもつながる大会です。
日本クラス別選手権大会


日本クラス別は、ボディビルと女子フィジークの階級別日本一を決める大会です。
ボディビルでは、日本選手権のファイナリストも多く出場するハイレベルな大会です。
日本クラス別で6位以内に入ると、日本選手権に出場できます。
| 選手 | 大会 | 結果 |
|---|---|---|
| 加藤直之 | 2026年 日本クラス別 | ボディビル 70kg以下級 優勝 |
| 渡部史也 | 2025年 日本クラス別 | ボディビル 75kg以下級 2位 |
日本マスターズ選手権大会


日本マスターズ選手権は、40歳以上の選手が出場できる年齢別の日本一決定戦です。
カテゴリーはボディビルと女子フィジークです。3位以内に入ると日本選手権にも出場できます。
ジャパンオープン


ジャパンオープンは、オープン大会でありながら、日本選手権につながる非常にレベルの高い大会です。
オープン大会のため、出場条件はありません。
カテゴリーは、ボディビルと女子フィジークです。
ジャパンオープンで6位以内に入ると、日本選手権に出場できます。
レベル5:日本選手権・グラチャン
レベル5は、日本最高レベルの大会です。
該当するのは、以下の2大会です。
- 日本選手権
- FITNESS JAPAN GRAND CHMPIONSHIPS(グラチャン)
この2大会の大きな特徴は、階級分けがないことです。
通常の大会では、身長や体重などによって階級が分けられますが、日本選手権とグラチャンには階級分けがありません。
日本クラス別やオールジャパンなどは階級別の日本一を決める大会なのに対し、日本選手権とグラチャンは、階級の枠を超えて日本一を決める大会という位置づけです。
グランドチャンピオンシップス


グランドチャンピオンシップス(通称グラチャン)は、日本選手権と毎年同日に開催されるフィジークとビキニの日本一を決める大会です。
主にオールジャパンで上位の選手が出場できます。
日本選手権


日本選手権は、毎年10月頃に開催される、ボディビルと女子フィジークの日本一を決める大会です。
過去の優勝者には、
- 横川尚隆
- ジュラシック木澤
- 扇谷開登
- 相澤隼人
- 合戸孝二
- 鈴木雅 など
が名を連ねています。
知名度・レベルともに国内最高峰の大会です。
他団体との違いは?
ZeniXなどの他団体では、1年を通して全国各地で大会が開催されています。
大会ごとに独立しており、地方大会を勝ち上がって、よりレベルの高い大会へ進むという仕組みは基本的にありません。
また、出場条件も基本的に設けられておらず、全国各地にさまざまなレベルの大会が点在しています。
一方、JBBFでは、各エリアの大会が基本的に年1回開催され、それらの大会で上位に入った選手が、さらに上位の大会へ出場できる仕組みになっています。
そのため、JBBFは「地方大会→ブロック大会→全国大会」のように勝ち上がっていく、部活動の大会に近いイメージです。
まとめ:JBBF大会はオーソドックな大会形式
ここまで、JBBFの大会の種類やレベル感について解説してきました。
JBBFは、地方大会からブロック大会、全国大会へと順番に勝ち上がっていく、スポーツとしてオーソドックスな大会形式を採用しています。
本記事を通して、格式の高いJBBFの大会に興味を持っていただけたら嬉しいです。
出典









